建築物の設計及び管理

design

住宅・学校・オフィスビル等、建築物の設計から管理まで請け負います。

建築設計には大きく分類し意匠設計・構造設計・設備設計の3つの工程があります。
【意匠設計】では建築物のコンセプトに合わせた外観・内部空間のデザインを設計します。
その際、用途、人間工学、コストを考慮した機能性も重視し設計します。
【構造設計】では火災、地震、風雨、荷重など十分に安全対策が取られた骨組みとなるよう構造を設計します。
【設備設計】では電気や電話、インターネット等の電気設備、空調・給排水等の配管設備といった建物の設備の設計を行います。

設計の流れ

  1. 建築主様とのお打合せ
    建築主様と建築物の目的、要望、予算等を確認します。学校ならばグランドやプール、体育館といった設備、土壌や建築物の安全性の考慮、バリアフリー化など、きめ細かな点までお打合せします。
  2. 現地調査
    建築予定地の調査を行います。道路付けや日照、周辺地域の安全性、周囲の建築物との距離、建築基準、騒音等の条件を確認。その際、正確な測定も行います。
  3. 設計コンセプト・基本構想の設計
    「都会にいながら、自然と触れあって生徒が成長できる森林スペース。感受性を育てる小さな美術館や緑に囲まれた図書館を配置」「セキュリティーに配慮した十分な防犯設備」「教員にも配慮した駐車スペースや食堂の併設…」…といった設計コンセプト・基本構想を設計します。この段階では意匠設計が主導しますが、構造設計や設備設計の担当者とも連携しながらプロジェクトを進めます。
  4. 基本設計
    建築主様からコンセプトの合意をいただけたら、基本設計を行います。階層や面積、外観、機能を策定。基本設計図(平面、立面)を作成し、お見積もりを算出します。大型マンションやショッピングセンターなど、場合によっては建築模型なども作成します。
  5. 実施設計
    基本設計に基づき詳細部まで検証し、外観・内部空間、火災・耐震・風雨・荷重に耐える構造や材料を決定する構造設計、建物に必要な設備設計を行い、その後、図面を設計します。さらに実施計画を作成し建築主様へ確認します。設計にはCADを使用します。
  6. 施工管理
    現場担当者に施工方法について意図の伝達。工程管理や予想外の事態に遭遇した場合の相談などに対処します。基礎工事や外観などの各工程で定期的に品質確認も行います。
  7. 管理
    建築物が完成しても、終わりではありません。その後の定期的なメンテナンスや大規模修繕など、長く建築物を快適にご使用できるように、管理も行っております。